正月パスで東北へ

1月1日。この日は最近は正月パスの旅行に出かけている。正月パスとは、毎年元旦のみ(2日も使える例外あり)にJR東日本全線乗り放題のきっぷで、4回までなら指定も取れるという、大変お得なきっぷだ。
まずは駅に着くまでは大変。大雪の中自転車が滑りまくったが、なんとか着いた。
出発は5時19分の普通伊勢崎行き。10050系であった。パンタグラフのスパークがものすごかった。東武動物公園で友人と集合して、久喜まで乗った。久喜でパスネット正月パスを2枚投入、無事入場。宇都宮線E231系10連グリーン車なし編成。座れなかったので、「あけましておめでとうございます」と窓に字を書いていた(笑)蓮田から先はATOS放送が入っていて、土呂では案内表示が稼働していた。宇都宮線で使う表示器はどうやら大きいサイズのようだ。
大宮で下車。食料の調達をしたいけれど、NEWDAYSが開いてない。6:30から開店のようだ。西口の新幹線改札横は開いていて、そこだけかなり混んでいた。お弁当と飲み物を買って、新幹線ホームに上がり込む。まずはやて・こまち91号が到着。ほぼ満席。次のやまびこ41号*1E2系で、通路にも立ち客がいるほど。それでも去年乗ったような酷さではないような気がする。
私達が乗るのはとき301号。昔乗ったときはE2系だったのに、200系10連である。壁の端だったのであまりいい席ではなかった。これに乗って新潟へ。高崎で初日の出を拝み、越後湯沢から先は地震のために減速運転。長岡近辺の地上区間に入ると、この辺で「とき325号」が脱線を起こしたんだろうなぁと思いながら通過。外は雪景色で、大地震の被害はあまり読み取ることはできなかった。長岡から先は速度を上げ、新潟直前まで寝ていた。
新潟で「いなほ1号」に乗り換え。乗り継ぎ時間が僅か4分しかないので、3分遅れて発車。485系6連で、簡易リクライニングシート。485系はあまり乗ったことはないけど、これはハズレかも。通路側なので、笹川流れを見るのもなかなか苦労した。途中寝てたりしたので、羽後本荘までの3時間はあっという間だった。新潟の遅れを回復できず、風雪の影響で11分程遅れて羽後本荘着。
羽後本荘に着くと通路、階段をダッシュして由利高原鉄道になんとか乗れた。これで矢島まで向かう。雪の中をレールバスはなかなかの速度で走る。羽越線は風雪で減速してたので、由利高原鉄道が速さを体感できた。ここの鉄道は苗字の駅が多くて、ある駅は一緒に行っている友人と同じである(笑)そこの駅はとくに凝視して、矢島に着いた。
矢島で空き時間があるので、外に出てみる。しかし雪が深くて、ロータリー先の公衆トイレに行くのが精いっぱい。その公衆トイレの屋根につららが何本もあったんで遊んでいた。暫く遊んだ後、紅茶花伝のホットを飲む。あったまった。駅の中にはパソコンがあって、隣にずっとパソコンをいじってる少年がいて、メッセンジャーをやりながらいろいろなHPを覗いていた。そこまでしていいのかと思った(笑)
硬券のきっぷを買い、ホームに戻ると、さっきとは違う車両だった。前は古い車両だったけど、後ろはロングシートにテーブルがついている。誰もいないので寝転んだり、宴会もできるなと大はしゃぎした。遊んでいるうちに発車。雪が少しやみ、窓の外は晴れている部分もあったので、写真を撮った。

*1:去年それに乗った