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 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(旧鉄建公団)が5日、JR東海保有株式をすべて売却、JRの上場3社が完全民営化した。3大都市圏を営業基盤に持つ3社の収益が安定する一方で、JR北海道、四国、九州の「3島会社」は厳しい経営が続く。国鉄改革から20年目を迎え、JRの経営は2極化が一段と鮮明になっている。
 首都圏を中心に営業展開するJR東日本の2004年度の経常利益は、1658億円に達した。高収益の東海道新幹線を持つJR東海は1279億円、JR西日本は743億円、経常利益を上げた。
 JR東日本は、長期債務返済を優先する「守り」の経営から転換、06年度は設備投資額を過去最高の3300億円まで増やし攻めに出る。

あまり好きな会社ではないが、JR東海が完全民営化したのはめでたい。JR九州は最近になって黒字になったようで何より。残るJR北海道JR四国はどうやって赤字体制を抜け出せるかがポイントになる。