暴走房総の旅

新松戸駅にMTESさんを招集し、竹岡ラーメンを食べに行くついでに房総一周をすることにした。
7時に新松戸ということなので1本前で新松戸に着くと、もうそこにはMTESさんがいた。「関鉄がねー」とのこと。ご苦労様です。
予定通り海浜幕張行きに乗り、「We Love Marines」の流れる駅で蘇我行きへ乗り継ぐ。蘇我に着いて新日で「くったいさ」というお菓子のようなものを買い、内房線に乗る。
さて113系の車番をメモするか…と携帯電話を探す。

携帯電話がない！

MTESさんの携帯でかけてみる。そうすると蘇我駅の駅員が出た。駅員の対応があまり良くなかったが、幸いあったことは幸運だ。「昼頃取りに行きます」と伝える。1周をして蘇我に着くのが14〜15時くらい。「15時は昼じゃねーよ。昼過ぎだよ。」とツッコミが入る。浜野で降りて折り返しても良かったかなと思ったけど、大事な君津以遠の普通列車、落とすわけにはいかない。雨はそんなに強くなかったが、徐々に強くなっていった。君津からは単線。交換待ちを何回かするうちに竹岡に着いた。降りたのは私とMTESさん含め3人。
竹岡駅から国道127号沿いを歩く。雨は本降りで風も強い。ダンプカーが通過するたびに水しぶきと風がすごい。荒天に行くなんてうちらぐらいしかいないだろう。どうでしょうの「寒さとぉ、匂いと、風とぉ、危険を感じてるんだよ！！」を思い出した。半分くらい来たところでトンネルがあった。ちょっとホッとする。
トンネルを抜け、下り坂を降りると竹岡の集落に入り、富津竹岡ICの入り口が。ここを過ぎた辺りで醤油の匂いがしてきた。しばらく行くと赤暖簾が！やっと「梅乃家」が見つかった。
荒天の土曜の朝とあってか、席は空いていた。客は朝から飲んだくれている漁師さんが大半で、あとは1組の家族連れがラーメンをすすっていた。
メニューを決める間もなくおばちゃんが「どれにします？」と聞いてくる。慌てて「ラーメン大盛り」、MTESさんは「チャーシュー麺大盛り」に。あとで「あとヤクミも！」と伝える。
トイレを済ませ、暖かさにしばらくぼーっとしてると、大盛りラーメンヤクミ入りはやってきた。

チャーシュー多っ！
続いてMTESさんのチャーシュー麺大盛り

おいおい、こっちもすげえぇ！*1
早速頂く。チャーシューすげえ。すごい醤油の染みようだ。麺は乾麺なのでぷりぷりした感じ。スープは真っ黒いのでしょっぱく感じるが、醤油を麺を茹でたお湯で薄めてる。これが意外とあっさりとしている。変な甘みは一切ない。シンプルかつ大胆なラーメンだ。これもラーメンなんだなぁ。
最後に何人いるんだかわからないパートのおばちゃん群にお金を払って店を出る。飲んだくれてる漁師たちがチャーシューをつまみにして飲んでいた。いつかああなりたいものだｗ
帰りも地獄と化した国道127号を南下。トンネルで休憩してダンプに気をつけながら歩く。35分くらい歩いてやっと竹岡駅に戻った。

どう見ても工事です。本当にありがとうございました。待合室を工事しているらしいが、ここまで秘境だとは思わなかった。

跨線橋の陰で休んでいると、チャイムが鳴り出した。ATOSの接近音楽に、蘇我駅で聞くような声。無人駅でも自動放送が鳴ることにカルチャーショックを覚えた。千葉支社すげえ。
安房鴨川行きは8両。

さっきも8両。昔は短編成ばかりなのに…千葉支社すげえ。
安房勝山でをさざなみと普通列車の連続交換をこなす千葉支社すげえｗ
周りがビニールハウスだらけの館山で長時間停車の後発車。1個先の九重で発車した途端、いきなり急ブレーキがかかって、ドアが開いた。ホームに人が接近したらしい。身の危険を感じた。その後はがっつり寝て安房鴨川に着いた。
安房鴨川から特急に乗る。E257系に乗るのは初めて。エアコンの吹き出し口がバスのようだけど、ま、いいか。往年の快速終着駅大原を出たところで眠くなり、起きたら蘇我直前だった。
蘇我で携帯を取り戻し、千葉へ。千葉から快速に乗り換える。新日ミニでマヨネーズつきの濡れ煎餅ミニを発見。常磐線の乗り換えをどうするか迷ったが、新京成にした。新津田沼まで歩き、来たのは8800形。少し更新したらしく、ドアチャイムと千鳥状に車内案内表示器がついていた。インバータ音がでかい。ぶっ飛ばしながらこまめに止まるところはなんか好き。
松戸でE531系のグリーン車つきに15分待って乗る。前の快速が混んでたので無理かと思ったが、なんとか中間に座ることができた。座ってしまうとE231系とほぼ同じだなぁ。
取手まで乗り、MTESさんを見送った。
次の快速はE501系。我孫子で降りて唐揚げ…のはずが売り切れで、いか天もちくわ天もしまいにはたぬきまで売り切れ。やる気のない弥生軒でかきあげうどんを食い、あとは乗車記録通りに帰りました。

*1:手が写っています。すいません