車内のマナーを考える

らくだのひとりごと: 席を譲らなかった若者
この文章を読んで、改めて席を譲るという行為について考えさせられた。私は老人の方が乗車すると席を譲る事があるが、疲れてたりすると、譲らないときがある。これは自己保身なのかもしれない。上記の文章にある、
「あんたたちさぁ、山は歩けるのに電車では立てないの? それっておかしくない? 遊んできたんだろ? こっちはこれから仕事に行くところなんだよ。」
という若者の言葉には頭が下がる思いだ。悲しい事であるが席を譲る事にレッテルが貼られた事になる。これでいいのだろうか。私はこのままではいけないと思う。
お年寄り、妊娠中の女性、体の不自由な方、のための「優先席、または優先座席」があるが、阪急電鉄横浜市営地下鉄では全部の席が優先座席になっている。また阪急、横浜市営以外の鉄道にも従来より優先席が増えた。それなのに、優先席でも譲らない人がいたり、携帯電話を使ってたりする人がいる。
要は、優先席でもそうでなくても、お年寄りや体の不自由な方には席を譲る勇気が必要なのではないだろうか。声をかけると「どうもありがとうございます」と言われたり、時には「すぐ降りますからいいです」と丁重に断られた事があった。事態はちょっと違うけれど、立っていたお年寄りのグループ、座っていた茶髪の若者にもそのちょっとした勇気があれば、上記のようないざこざにはならなかったのかもしれない。席を譲る事、譲られる事を一方的な押しつけにしている。
車内のゴミだってそう。拾ってごみ箱に捨てるだけだ。ただ最近は駅にごみ箱が少ないため、残念ながらなかなかそれが無理な状況になっている。テロ対策とか言ってゴミ処理の費用がかかるからなんじゃないの?と感じる時がある。