レッズ初V市民ぐるみで勝ち取ろう「カウントダウン・プロジェクト」きょう始動

 サッカーJ1・浦和レッズは、埼玉スタジアムさいたま市緑区)でジェフ千葉戦が行われる7日から、リーグ初制覇に向けた「カウントダウン・プロジェクト」を展開する。スタンドだけでなく、ホームタウンもチームカラーの赤で染め、サポーター、市民の総力を結集して優勝を勝ち取ろうという趣旨で、特製ポスターの配布やイベント、さらにはプロモーションビデオの街頭放映などを順次行う計画だ。
 浦和はホームで無類の強さを誇り、ここ1年、ホームゲームは18勝2分けと負け無し。リーグ戦は残り9試合で、そのうち6試合がホームで行われるため、スタジアムだけでなく街中の雰囲気を盛り上げることで、優勝への機運を高めようというのが狙いだ。
 9月30日の京都パープルサンガ戦に勝ち、8月26日以来の首位に立った浦和。ゴールのテープが見えてきた感もあるが、ホームの残り6試合は、千葉のほか、3位の川崎フロンターレ、昨季王者で現在2位のガンバ大阪と、強豪との対戦が続く。アウエーでも、決して相性の良くないジュビロ磐田名古屋グランパスとの対戦があり、むしろこれからが正念場と言える。
 プロジェクトでは、「市民の支えあってのレッズ」という原点に返り、チームスタッフが商店街などを回ってポスターを配り、店頭に張り出してもらったり、チームのマスコットを投入し、街頭でイベントを開催したりする。
 また、JR浦和駅西口の伊勢丹浦和店のウインドーにスクリーンを設置し、試合映像などを編集したプロモーションビデオを流す。
 来季のアジア・チャンピオンズ・リーグ出場が決まっていることもあり、浦和の幹部は「サポーター、市民の支えでリーグ優勝を勝ち取り、それをステップにアジアへ打って出たい」と意気込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news001.htm

この意気で頑張りましょう。